マンチェスター・カンパニー・ハイライト盤
1992年、イギリス、マンチェスター・カンパニーのハイライト盤。定番のソロナンバー5曲のみを収録したミニアルバム。
ジャケットの印刷が雑でディスクケースもペラペラ、見た目のチープ感に反して、内容は素晴らしい。ただあまりにもハイライト過ぎて、他のCDとは比較できない感じ。こうしたソロの大曲よりも細かいナンバーが好きなので、その点は少し物足りない。通販で「ついでに」感覚で購入したけれど、決して損はない一枚。
キャスト
JEAN VALJEAN : | Jeff Leyton (JEAN VALJEAN) | Jeff Leyton | ★★★★★ | |
JAVERT : | Philip Quast (JAVERT) | Philip Quast | ★★★★★ | |
FANTINE : | Ria Jones (FANTINE) | Ria Jones | ★★★★★ |
MARIUS : | Mike Sterling (MARIUS) | Mike Sterling | ★★★★★ | |
ÉPONINE : | Meredith Braun (ÉPONINE) | Meredith Braun | ★★★★★ | |
演奏 | ★★★★★ |
★ は個人的なお気に入り度
キャスト雑感
ジャン・バルジャン: Jeff Leyton(ジェフ・レイトン)
"Bring Him Home"
線の細めなバルジャンだが、ビブラートが激しい。Oの発音がなんだか落ち着かないけど、枯れ感は結構良い感じ。
ジャベール: Philip Quast(フィリップ・クワスト)
"Stars"
相変わらず安定して素晴らしいのだが、私はフィリップの"Stars"を聴くのはこのCDで三枚目で、特筆すべき違いがない。強いていえばこのバージョンはちょっと発声が綺麗めかも。
ファンティーヌ: Ria Jones(ライア・ジョーンズ)
"I Dreamed a Dream"
比較的、強そう。迸るような歌い方になると結構好み。可愛らしさはあまりないものの、老けているということもなく、適度に好き。
マリウス: Mike Sterling(マイク・スターリング)
"Empty Chairs At Empty Tables"
選曲のせいか、ヘタレてなくて妙に堂々とした男っぽいマリウス。歌はとても良いんだけど、いまいちマリウスって感じはしない。私にはマリウスをこの曲のみで評価するのは難しい。
エポニーヌ: Meredith Braun(メレディス・ブローン)
"On My Own"
溜息のような声が好み! ややボーイッシュ路線ながらも、ふんわりしてやや頽廃的な歌い方の、理想的エポニーヌ。On My Ownを聴きたくなったときには、大概このCDを聴いている。
購入・試聴
大型CD店、通販サイトなどで見かける。私はAmazonで購入。