スウェーデン ストックホルム・キャスト盤

レ・ミゼラブル ストックホルム・キャスト(スウェーデン)盤

1990年、スウェーデン・キャストのハイライト盤。スウェーデン語。

悪くはないが、さほど面白味のないCD。ハイライト盤のわりには色々な曲を詰め込んでいるが、その分一曲ごとの短縮が多い。例えば "Gavroches' sång"("Look Down"に相当する曲)もガブローシュのパートで終わりだったり。プロローグは全面的にカット。

異様に文字の細かい歌詞ブックレット付き。

キャスト

JEAN VALJEAN : Tommy Körberg
JAVERT : Jan Åström
FANTINE : Karin Glenmark
MARIUS : Richard Carlsohn
COSETTE : Gunilla Backman
ÉPONINE : Maria Rydberg
THÉNARDIER : Claes Malmberg
M.THÉNARDIER : Beatrice Järås
ENJOLRAS : Joakim Jennefors
GAVROCHE : Jonathan Österlund
L.COSETTE : Maria Simonsson
アンサンブル
演奏(指揮: Anders Eljas)

はお気に入り度

キャスト雑感

ジャン・バルジャン: Tommy Körberg(トミー・シェルベリ)

妙に若々しいのはともかくとして、どうも棒読みっぽいというか、感情面で浅い声と感じる。絶叫系の高音を張り上げている感じも苦手。

ジャベール: Jan Åström(ヤン・オーストレーム)

このCDもジャベールは "Stjärnorna" ("Stars") でやっと登場し、かなり出番が少ない。ややクラシカルな感じの美声だが、優雅すぎるというか、終始端正な感じであまり厳しさが感じられない。「自殺」の途中の絶叫部分でさえも綺麗な音階になっているのがちょっと……。

ファンティーヌ: Karin Glenmark(カーリン・グレンマルク)

透明感があって可愛い。しかしファンティーヌは何故かスウェーデン語が似合わない気がする。

マリウス: Richard Carlsohn(リカルド・カールゾーン)

いかにも。綺麗な声でほどよく無難なマリウス。

コゼット: Gunilla Backman(グニラ・ベックマン)

とても可愛い声だけれど、高音が通っていないのが気になる

エポニーヌ: Maria Rydberg(マリア・リュードベリ)

どちらかというとポップスの声。ジャンルはちょっとLea Salongaに似ているかも。

テナルディエ: Claes Malmberg(クラエス・マルムベリ)

出番が少ないためか、あまり特徴がない。どちらかというとコミカルな感じ。

テナルディエの妻: Beatrice Järås(ベアトリス・イェールオース)

わざとらしくコメディカルなダミ声を作り込んだ印象。それで音程が潰れてしまっているので、もう少し普通に歌って欲しい。

アンジョルラス: Joakim Jennefors(ヨアキム・イェンネフォーシュ)

カリスマ感のない、チャラい声。アンジョルラスのイメージではない。

ガブローシュ: Jonathan Österlund(ヨナタン・エステルルンド)

ちょっとドライな感じもするが、凛々しい声とスウェーデン語の響きが相まってとても格好いい! 好みのガブローシュ。出番が少ないのが残念。

リトル・コゼット: Maria Simonsson(マリア・シモンソン)

アルト声で子どもっぽくないリトル・コゼット。それは却って可愛い気もするが、ちょっと余裕がありすぎるというか、ただ歌っているだけな感じもする。

曲目

  1. När en dag är förbi
  2. Jag har en dröm
  3. Vem är jag?
  4. Kom till mig
  5. I himlens slott
  6. Herre i sitt hus
  7. Gavroches' sång
  8. Stjärnorna
  9. Café ABC
  10. Folkets sång
  1. Inom mig
  2. Av hjärta och själ
  3. Än' en dag
  4. För mig själv
  5. Första anfallet
  6. Drick med mig
  7. Led hans väg
  8. Javerts självmord
  9. Tomma bord och tomma stolar
  10. Bröllopet
  11. Epilog