レ・ミゼラブル関連CD感想
ミュージカル『レ・ミゼラブル』の曲が収録されているソロアルバム、出演キャスト関連アルバムなどの感想。
* 注:レ・ミゼラブル各国キャストアルバムについてはこちらへ。
* Jérôme Pradonのソロアルバム、およびAnthony Warlowのソロアルバムは別ページにあります。
レミゼナンバー収録CD
- Anthony Warlow - "Centre Stage"
- Anthony Warlow - "On The Boards"
- Dave Willetts & Claire Moore - "Songs From Les Miserables"
- Emile Pandolfi - "By Request"
- Ethan Freeman - "With You"
- Marina Prior - "Leading Lady"
- Michale Ball - "I Dreamed a Dream"
- Michael Ball - "Centre Stage"
- Michael Crawford - "With Love"
- Michael Crawford - "Favorite Love Songs"
- Michael Mccarthy - "Broadway"
- Renée Fleming & Bryn Terfel - "Under The Stars"
- 石井一孝 - "In The Scent of Love"
- The Royal Philharmonic Orchestra - "Suites From 'Les Miserables' & 'Miss Saigon'"
レミゼ作曲者のCD
- Martin Guerre - Original London Cast
- Martin Guerre - The 1999 Cast Recording
- Claude-Michel Schönberg - "Le Premier Pas"
- La Révolution Française
レミゼキャスト・他作品のCD
- Jekyll & Hyde - The Complete Work
- Jesus Christ Superstar - A New Stage Production Soundtrack
- Killing Rasputin - Original London Cast
- The Phantom of The Opera - De Nederlandse Versie
- The Secret Garden - Original London Cast
- The Secret Garden - Australian Cast
その他のレミゼキャストCD
CENTRE STAGE - Anthony Warlow - 1990
オーストラリアのアンジョルラス(レミゼCDではCSR)アンソニー・ウォーロウのソロアルバム。レミゼからは "Bring Him Home"。例によって歌巧すぎー。詳しくはアンソニーのページ参照。
購入店: [HMV.au.com] 参考: [Amazon.co.jp]
ON THE BOARDS - Anthony Warlow - 1992
こちらもアンソニー・ウォーロウのソロアルバム。レミゼからは "Stars" を歌っている。これが格好良すぎでジャベールファンにもオススメ。詳しくはアンソニーのページ参照。
このアルバムを聴いてアンソニーファンになった。
購入店: [Amazon.co.jp]
SONGS FROM LES MISERABLES
Dave Willetts & Claire Moore
謎の二人レミゼCD。全てレミゼナンバーなのだが、各国キャスト盤と並べるのも変なのでこちらに。付属のとても短い解説を読んでもレ・ミゼラブルの説明のみで、このCDがどういう存在なのか不明。男性パートをデイヴ・ウィレッツ、女性パートをクレア・ムーアが歌っている。合唱部分は二人で。
購入店: [Dress Circle] 参考: [Amazon.co.jp]
面白いが、コンセプト自体に無理がある感じ。様々な人間が絡み合うレミゼの楽曲はやはり二人では表現できないのだと感じる。しかしコゼットもエポニーヌもテナルディエの妻も非常にそれらしく歌っているクレア・ムーアという人はすごいかも。ただ合唱部分はどうしても、不自然。やはり一つの楽曲でも、ソロ部分と合唱部分というのは根本的に旋律の作り方が違うのだなあ、と妙に感心させられた。しかしその様々の無理さを超えて、レミゼの曲はやはり素晴らしい(これで演奏が普通のオーケストラなら結構素晴らしかったのかも)。£2.99という激安購入価格以上の価値はあるが、レミゼを聴いたことのない人には間違っても聴かないで欲しい笑 あとちょっと、個人的にはデイヴ・ウィレッツの声が好みでなく、特にキャスト盤やソロアルバムの曲などを合わせても、今まで聴いた中で最も微妙な"Stars"、このへろへろとした陽気さはちょっとどうか。
- At the End of the Day
- I Dreamed a Dream
- Master of the House
- Stars
- Do You Hear the People Sing?
- In My Life
- A Heart Full of Love
- On My Own
- Little Fall of Rain
- Drink With Me
- Bring Him Home
- Empty Chairs at Empty Tables
- Do You Hear the People Sing? (Reprise)
BY REQUEST - Emile Pandolfi - 1990
ピアニスト、エミール・パンドルフィのアルバム。 "Les Miserables Medley"、その名のとおりレミゼナンバーのピアノメドレーが柔らかな音色で美しい。が、それ以上に良かったのは "Phantom of the Opera Medley" 。「オペラ座の怪人」は音楽的には必ずしも全曲スキじゃないと思っていたけど(ポイントでスキ)、こんなに素晴らしい旋律だったとは。その他も好きな曲が多くて嬉しい一枚。
購入店: [Amazon.co.jp]
- Somewhere in Time
- Les Miserables Medley
- Romeo and Juliet Are Wed
- Dr. Zhivago
- Send in the Clowns
- Memory
- Somewhere Out There
- Phantom of the Opera Medley
- Chariots of Fire
- Don't Cry for Me Argentina
- Can You Read My Mind?
- Theme from Ice Castles
- Brian's Song
WITH YOU - Ethan Freeman - 1996
イーサン・フリーマンのソロアルバム。レミゼからは "Bring Him Home" 。曲目も好みで、歌は素晴らしいんですがどうにも無難でつっこみ処(?)のない、どうも現在のところ私には宝の持ち腐れ感が強く、改めてじっくり聴いてみたい一枚。
購入店: [Alphamusic] 参考: [Amazon.co.jp]
やや感想工事中。ほんとは "Stars" が聴きたかった。 "Pilate's Dream" がとても素敵! この方は実際にピラト役をやっていたんですね。
- With You (Pippin)
- The Impossible Dream (Man of La Mancha)
- Pilate's Dream (Jesus Christ Superstar)
- If I Can'T Love Her (Beauty and The Beast)
- I Talk To The Trees (Paint Your Wagon)
- Bui Doi (Miss Saigon)
- The Music Of The Night (The Phantom of The Opera)
- Lonely Town (On The Town)
- Anthem (Chess)
- Bring Him Home (Les Miserables)
- There But For You Go I (Brigadoon)
- Morning Glow (Pippin)
LEADING LADY - Marina Prior - 1991
マリーナ・プライアーのソロアルバム。このページには珍しく女性歌手のCD。しかも滅多にハマらないソプラノ。"The Secret Garden"で惚れた天使の歌声! オーストラリアのコゼットだったそうだが、残念ながらCDにはなっていない。レミゼからは"I Dreamed A Dream"。
ちょっと神秘的な、透明感のある独特の歌声。これ以上可愛い声はない! っていうくらい可愛く、クラシックとポップスが融合したような声で、何を聴いてもとっても美しい。 "I Dreamed A Dream" は一般的なファンティーヌのイメージではないのかもしれないが、無垢な感じ。大人なんだけれど永遠の少女、という非常に不思議な感じで、個人的にはものすごく理想のファンティーヌ。オーストラリアのクリスティーヌだけあって、「オペラ座の怪人」から二曲。 "All I Ask of You" でラウルのパートを歌っているゲストの方の声がいまいち(悪いというわけではないけれど、どうもマリーナのオーラに敗けていてバランスが悪い)で残念。アップテンポの曲は、ちょっと違和感があるかも。
- I Dreamed A Dream (Les Misérables)
- If I Loved You (Carousel)
- Wishing You Were Somehow Here Again (The Phantom Of The Opera)
- Moonfall (The Mystery Of Edwin Drood)
- All I Ask Of You (The Phantom Of The Opera)
- Before I Gaze At You Again (Camelot)
- Losing My Mind (Follies)
- There's Gotta Be Something Bet (Sweet Charity)
- Poor Wandering One (The Pirates Of Penzance)
- Can't Help Lovin' Dat Man (Showboat)
- The Last Man In My Life (Song And Dance)
- Wherever he Ain't (Mack And Mabel)
- Love Changes Everything (Aspects Of Love)
- Somewhere Over The Rainbow (The Wizard Of Oz)
I DREAMED A DREAM - Michael Ball
オリジナルキャストのマリウス(レミゼCDではOLC、CSR、TACなど)マイケル・ボールのソロアルバム。これでもかと甘く深みがあって素晴らしい。この人は何を歌ってもああマイケル! という感じに、個性的な世界がある。
購入店: [Amazon.co.jp]
表題作の"I Dreamed a Dream"、実はレミゼCDの中では比較的聴くときに飛ばされる割合の高い曲だったのに、こんな名曲だとは初めて気付く。細かいけど歌詞では "He" を "She" と置き換え、甘ーーく歌っています。 "Love Changes Everything" (Aspects of Love) はやっぱり名曲。この曲ってこのページ記載の各アルバムでよく出てくるが、やはり誰もマイケルには勝てない気が。キャストのCDも聴いた筈なんだけど、記憶が……。意外なところで "Memory" (Cats) も素晴らしい。女性のナンバーが妙にハマる、威力ありの一枚。
- Music Of The Night
- Love Changes Everything
- Don't Rain On My Parade
- Can You Feel The Love Tonight
- Show Me
- Last Night Of The World
- Anthem
- Sunset Boulevard
- Tell Me On A Sunday
- The Boy From Nowhere
- Seasons Of Love
- Every Story
- Something's Coming
- I Dreamed A Dream
- Loving You
- Tell Me It's Not True
- Memory
- You'll Never Walk Alone
CENTRE STAGE - Michael Ball - 2001
こちらもマイケル・ボールのソロアルバム。このCDは歌詞付き。レミゼからは "Bring Him Home" を歌っている。マリウスがバルジャン! 何というかこの人の声はあまりにもマイケル過ぎていまいち客観的に(バルジャンの歌として)聴けない。オペラ座の怪人の表題曲がある意味スゴイ。
購入店: [Amazon.co.jp]
"Bring Him Home"、キーは三度低い。例によって甘ーいビブラート満開の歌声は素晴らしいの一言。しかしちょっとテンポ速いかも。音楽としてはほんとに素晴らしいんだけど、 "If I die, let me die" と、ぼわぁぁぁあーっと甘ったるく歌われると何となく自己陶酔的に響いてしまって、そこはかとなく胡散臭い。驚いたのは "The Phantom of the Opera" 。実は Bring〜よりもこちら目当てで買ったCDで、それも期待というより興味本位だったのに、これがすごい。今まで甘い甘いと思っていたけれどあの糖度はどこへ? のダークっぷり。ぼわぁぁと響かせているのは相変わらずながら、低音が非常に男っぽくて怖い。決して「私のために歌いなさい」でなくて「俺のために歌え!」って感じ。ファントムの人物像などをどう思うかという好みとは別として、単独の曲としては結構スキ。(デュエット相手の方が私好みじゃないのが残念)ただし引き続く "Music of the Night" で糖度100%の白マイケル(?)に戻っていて、これもなんだか自己陶酔的な歌い方で、美しいのはいいんだけど妙に明るく、その温度差にガクっと。……好き勝手書いてますが、綺麗なだけには終わらない素晴らしいアルバム。
- Every Story (Aida)
- Can You Feel the Love Tonight (The Lion King)
- Boy from Nowhere (Matador)
- Lift the Wings (Riverdance)
- Not While I'm Around (Sweeney Todd)
- The Phantom of the Opera (The Phantom of the Opera)
- Music of the Night (The Phantom of the Opera)
- Winner Takes It All (Mamma Mia)
- Seasons of Love (Rent)
- Bring Him Home (Les Miserables)
- Tell Me on a Sunday (Song and Dance)
- Immortality (Saturday Night Fever)
- Send in the Clowns (A Little Night Music)
- Tell Me It's Not True (Blood Brothers)
CHRISTMAS - Michael Ball - 1999
こちらもマイケル・ボールのソロアルバム。時期はずれの更新ですが……。レミゼにハマった後、去年のクリスマス時期はこれを一番聴いていた。その名のとおりクリスマスソングがいろいろ。耳慣れた曲もマイケルの声で聴くとうっとりうっとり。なお "As Long As There's Christmas" はエレイン・ペイジとのデュエット。因みにジャケットも結構スキ。
購入店: [Amazon.co.jp]
- Have Yourself A Merry Little Christmas
- Driving Home For Christmas
- O Holy Night
- From A Distance
- A Winters Tale
- As Long As There's Christmas
- Ave Maria
- River
- Happy New Year
- Light A Candle
- When A Child Is Born
- Silent Night
WITH LOVE - Michael Crawford - 1992
マイケル・クロフォードのソロアルバム。レミゼナンバー "I Dreamed a Dream" と "On My Own" を歌っている。どうも「オペラ座の怪人」しか知らないので何を歌ってもファントムが歌っているように聞こえ……ファントムが歌う切ない曲で泣きましょう、という状態に。
購入店: [Tower Recoards] 参考: [Amazon.co.jp]
"I Dreamed a Dream" は、やはり歌詞を "She" に変えて歌っている。そしてビックリ "On My Own" が素晴らしい。ただこの曲も残念ながら(?)He→Sheになってるので、最後ももちろん "I love her"。うーん。なんだか物哀しい歌声なので、悲恋曲が似合う! 全体的に似たような曲調のナンバーが多い気もするけれど、なんとなくヒーリング効果。そういえば、 "Being Alive" という曲、元曲を全く知らないんですがアンソニーのアルバムで聴いて耳に馴染んでいたもので、あまりの印象の違いに驚く。(わりと声質が正反対のイメージなので)
- I Dreamed a Dream
- What Are You Doing the Rest of Your Life?
- With You I'm Born Again
- Ev'ry Time We Say Goodbye
- Story of My Life
- Being Alive
- When I Fall in Love
- If
- On My Own
- Why Did I Choose You?
- Come Rain or Come Shine
FAVORITE LOVE SONGS - Michael Crawford - 1994
こちらもマイケル・クロフォードのソロアルバム。 "Bring Him Home" を歌っていたりするのだが、これが私的に超ツボ! ただし、好みは分かれるのかも。なおこのCDは基本的に既存のソロアルバムの4枚からの収録で、最後の曲のみ、他にCD化されていない(多分)LPからだそうである。買ってから気付いた。
購入店: [Amazon.co.jp]
とりあえず、 "Bring Him Home"。後半とかもう、ああそんなにむせび泣かないで……! と可哀想になってこっちまで泣けてしまい、これは祈りというよりもはや泣き落としか!? という感じに、とても感動的。バルジャンの曲としてはちょっと疑問ながら、別に彼はここでバルジャンを演じているわけではないと思うので、こんなのもありかと思ってお気に入り。キーがこれまた三度低い(カバーのスタンダード?)。低いのはスキなんだけど、聴き慣れた曲だと違和感がなきにしも非ず。しかし、もはやどちらを聴き慣れているのかわからなくなってきたかも。しかし、ところで、このアルバムの題で今さら気付いたこと。ラブソングと言うとどうしても恋愛ものをイメージするけれど、 "Bring Him Home" もまた、とても深い「愛の歌」なのよね。
全体的には、ちょっと眠い曲調のが多い……。個人的に、基本は賑やかな曲がスキなもので。ただし "Music of the Night" が超ーー良い! 好きな曲ということもあるけれど、個人的にはオリジナル盤のよりもずっとこっちがスキ。より哀しくて純粋な歌い方がツボ(偏った趣味)。これが聴けるだけでも価値あるアルバム。
- Music of the Night
- Power of Love
- Unexpected Song
- Papa, Can You Hear Me? / A Piece of Sky
- All I Ask of You
- When I Fall in Love
- You'll Never Walk Alone
- The Phantom of the Opera
- Story of My Life
- West Side Story Medley
- Bring Him Home
- Tell Me on a Sunday
- Since You Stayed Here
- Ev'ry Time We Say Goodbye
- For All We Know
BROADWAY - Michael McCarthy - 1994
ロンドンetc.のジャベール、マイケル・マッカーシー(TACにも工場長で一瞬登場)のソロアルバム。ミュージカルナンバーがいっぱい。とりあえず "Stars" を聴いてみたくて購入。この人は非常に深くて柔らかく、かつどこか良い意味でクールな感じのする超美声。'94ということで全体的に若々しい感じで、ちょっと曲を選ぶような気も。
購入店: [公式サイト]
- Why God Why (Miss Saigon)
- Bring Him Home (Les Miserables)
レミゼといえば、のこの曲。キーがオリジナルより低くてディープな印象。素晴らしい。しかし、若々しすぎ!
- Funny (City of Angels)
- Love Changes Everything (Aspects of Love)
- Stars (Les Miserables)
歌は良いのですが何かアレンジがキラキラしてチープなのがどうにももったいない。ジャベールの曲と意識して聴くと、ちょっと激しさが足りない気が。しかし柔和過ぎるということはなく、却ってどこか人を寄せ付けない高貴な感じ。
- One Alone (The Desert Song)
- I Remember (Evening Primrose-Sondheim)
- You're Nothing Without Me (City of Angels)
- If Ever I Would Leave You (Camelot)
- This is the Moment (Jekyll & Hyde)
妙に悟りを開いたような冷静さ。アレンジが妙におとなし過ぎるのもあって、歌い上げるとどうも棒読み(棒歌い?)な感じに……。
- The Point of No Return (Phantom of the Opera)
なんだか乙な選曲。美しい。
- Once Upon a Time (The All American)
- You Don't Know Paree (Fifty Million Frenchmen-Cole)
- Love Has Come of Age (Jekyll & Hyde)
ハマってます。意外にこういう曲が似合う声?
UNDER THE STARS - 2003 - Renee Fleming & Bryn Terfel
オペラ歌手のルネ・フレミング&ブリン・ターフェルがミュージカルデュエットを歌うアルバム、ということで、レミゼからは珍しく "Stars" というのが気になりつつも、ソプラノ歌手が歌うスターズって? と思ったんですが、借りたので聴いてみたら、 "Stars" はターフェル氏が普通にソロで歌っていて安堵するところなのかがっかりするところなのか。
購入店: [借り物] 参考: [Amazon.co.jp]
ピアノ版、ブラス版のようにアレンジ感覚で聴くつもりだったのに、わりと普通にジャベールの曲として聴いてしまった "Stars"。何分妙ーに華やかな感じながら、朗々としていて格好良い。因みに "All I Ask of You" とか "How Could I Ever Know?quot; はちょっと……私としては、厳めしいなあーという印象。 "Seventy-Six Trombones" とか楽しくて好き。ところでこのCDは日本国内版なので、歌詞と日本語訳付。こんなところで、本家CDにも付いていないシークレット・ガーデンの歌詞が(BW盤には付いているが)読めるとは。
- Not While I'm Around (Sweeney Todd)
- Moonfall (The Mystery of Edwin Drood)
- I Don't Remember You The Happy Tim / Sometimes a Day Goes By (Woman of the Year)
- All the Love I Have (The Beautiful Game)
- I Wish I Could Forget You / Loving You (Passion)
- Stars (Les Miserables)
- All I Ask of You (The Phantom of the Opera)
- Hello Young Lovers (The King and I)
- Pretty Women (Sweeney Todd)
- Aimer (Romio et Juliette)
- All the Wasted Time (Parade)
- Seventy-Six Trombones (The Music Man)
- How Could I Ever Know? (The Secret Garden)
- So In Love (Kiss Me Kate)
- Wheels Of a Dream (Ragtime)
In The Scent of Love - 石井一孝 - 2004
石井一孝の3rdソロアルバム。オリジナル、カバー、ミュージカルなど曲目は様々。 "Jekyll & Hyde"が特に必聴。詳しくは曲目ごとの感想を。
このCD、演奏がしっかりしている感じ。詳しいことはわからないけど。ちなみに、このアルバム発売記念のミニライブをファンの人に交じっておそるおそる観に行った。生J&Hが聴けて鳥肌もので、行けて良かった! 際どい発言多かったけど。笑
- I Wish - Stevie Wonder
スティーヴィー・ワンダーのカバー。このアレンジ、とても素晴らしい!
- We Will Rock You - Queen
クイーンのカバー。悪くはない。ボヘミアンラプソディのパートも混ざっている。でもこういうのは本当に難しい。
- First Transformation - Jekyll & Hyde
これはすごい。曲というよりもう、シーン。これをソロアルバムに取り入れる選択が素晴らしい。ミュージカルナンバーってこういうものだ! と再認識する。いつか彼がジキルを演ったらぜひ観に行きたい。
- Alive! - Jekyll & Hyde
で、これが一番すごい。デス声もすごい。Anthony Warlowにせまる迫力。というかアンソニーの歌い方によく似ている。しかもこの曲キーのせいか英語が急に巧く聞こえます。
- Tell Me It's Not True + Easy Terms - Blood Brothers
ミュージカル曲らしいけど原曲を知らないのでノーコメント……
- In The Scent Of Love
オリジナルナンバー。2005年現在ファンティーヌ役の、シルヴィア・グラブとデュエット。好みとは違うけど、口ずさめるような聴きやすくてポップな曲。石井一孝 公式サイトで読めるライナーノーツによると、AORだそう。
- Crystals Of Snow Flowers
オリジナルナンバー。こっちはあまり特徴のないバラードナンバー。オリジナル曲は妙に発音が気になるので、日本語でもよかったんじゃないだろうか。日本語版も最後にあるが。
- Gethsemane - Jesus Christ Superstar
感情の流れの主張を感じる演技派な上に、ちゃんとロック・オペラ仕様。結構好み。
- Bring Him Home - Les Misérables
これを聴いたのは彼のバルジャンを観る前だった。ちょっとアレンジが主張強い感じはするけど。どうしても若過ぎるのが気になる。やや歌い方は挑戦的なタイプ? 原調。
- 雪に咲く繻子の花
7.の日本語版。このアルバム唯一の日本語曲。意外にミュージカル風の歌い方。
The Royal Philharmonic Orchestra Play
SUITES FROM 'LES MISERABLES' & 'MISS SAIGON'
Tony Britten指揮、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラによる「レ・ミゼラブル」&「ミス・サイゴン」組曲。何となくBGMにしているのであまり真剣には聴いていないのだけど、ミュージカルCDとはまた異なる良さがある。しかし、逆に言えばミュージカル音楽ならではの良さが失われて単に美しい音楽になっているような気もする。それでもレミゼはやっぱり名曲。(同じシェーンベルク&ブーブリル作品の「ミス・サイゴン」も良い曲はあるけれど、個人的にはそれほど好きではない)
参考: [Amazon.co.jp]
- Les Miserables
- At The End Of The Day / I Dreamed A Dream / Lovely Ladies / Fantine's Death / Master Of The House / Stars / Do You Hear The People Sing? / A Heart Full Of Love / On My Own / Drink With Me / The Final Battle / Epilogue: Valjean's Death / Do You Hear The People Sing? Reprise
- Miss Saigon
- Overture / The Heat Is On In Sigon / The Movie In My Mind / Why God Why? / Sun And Moon / The Ceremony (Dju Vui Vai) / The Last Night Of The World / The Fall Of Saigon / I Still Believe / If You Want To Die In Bed / The Truth Inside Your Head / Little God Of My Heart
MARTIN GUERRE
London Cast Recording - 1996
Iain Glen, Rebecca Lock, Jerome Pradon, Matt Rawle etc.
かなりお気に入りCD。「マルタン・ゲール」オリジナルキャスト版。レミゼと同じシェーンベルク&ブーブリル作品。フランスのマリウス(&ロンドンのジャベール)ジェローム・プラドン(レミゼCDではパリ盤など)がギヨーム役。マルタン役のマット・ラウルもマリウス。脇役だけどド・ロル夫人役がOLCのマダム・テナルディエの人。指揮はデヴィッド・チャールズ・アベル。
購入店: [中古CD] 参考: [Amazon.co.jp] [Amazon.co.uk]
フランスの村が舞台、クラシック寄りの曲調、なんだかとってもレミゼっぽい音楽。合唱などの構成も似ているし、どこかで聴いたような音展開も……それはともかくとして、音楽が素晴らしい。特にメインテーマらしき "Martin Guerre" がとてもスキ。この旋律は何度か変形で用いられるが、どれも良い。
ストーリーもどろどろして暗い感じなのは良いんだけど、どうにも一部の歌詞(というか話展開)がちょっと無意味にドギツイように思う。一部史実を下敷きにした話らしい。マルタンがヒロインのベルトランドと無理やり政略結婚させられるが、結局村を飛び出して戦争に赴き死んだと思われる。戦場で親友になった主人公のアルノーがその死を伝えに村にやってくると、マルタンと間違えられ、さらに次第にベルトランドと恋仲に……というような話(多分)。これにカトリックとプロテスタントの対立などが絡み、実は生きていたマルタンが登場したりして、凄惨な展開に(多分)。詳しくは→推測あらすじにて。
ギヨームは、ベルトランドに惚れているが主人公を殺そうとしたり、後半はプロテスタント虐殺を扇動。って思いっきり悪役? 結構可哀想な人っぽいけど、最後の方の展開がCDではいまいちよくわからないのが残念、私の理解力が足りないだけかもしれないが。ギヨーム、結構低音でドスの効いたナンバーが多いのであのヒステリックなハイトーンが少なめなのはちょっと残念、しかし表現力は素晴らしい。歌詞は英語だが、彼の歌う Martin とか Bertrande などの固有名詞がとってもフレンチな発音で美しい、さすがネイティブ。
相変わらず感想になっていないけれど、全体的に音楽が良くて、特にレミゼの音楽が好きな人にはとてもおすすめしたい……ところなのだけれど、このCD廃盤らしい。新バージョンのCDは見かける(ただし曲は結構違う。話も何だか違うようだ)
- Prologue
- Working On The Land
- Where's The Child
- Martin Guerre
- Here Comes The Morning
- Sleeping On Our Own
- When Will Someone Hear?
- Louison / Welcome Home
- Tell Me To Go
- Bethlehem
- All I Know
- Entr'acte
- The Courtroom
- Me
- Martin Guerre (Reprise)
- Someone
- The Imposters
- The Last Witness
- I Will Make You Proud
- The Madness
- The Reckoning
- The Land Of The Fathers
The Complete Work
JEKYLL & HYDE the gothic musical thriller - 1994
お気に入りCD、「ジキル&ハイド」スタジオキャストのコンプリート盤。ジキル/ハイドにオーストラリアのアンジョルラス(レミゼCDではCSR)アンソニー・ウォーロウ。感想はアンソニーのページ参照。
購入店: [Tower Recoards] 参考: [Amazon.co.jp]
- Prologue
- I Need To Know
- Facade
- Bitch, Bitch, Bitch
- The Engagement Party
- Possessed
- Take Me As I Am
- Lisa Carew
- Board of Governors
- Bring on the Men
- Lucy Meets Jekyll
- How Can I Continue On
- This is the Moment
- Transformation
- Lucy Meets Hyde
- Alive
- Streak of Madness
- His Work and Nothing More
- Sympathy-Tenderness
- Someone Like You
- Mass
- Murder, Murder!
- Letting Go
- Reflections
- In His Eyes
- The World Has Gone Insane
- The Girls of the Night
- No One Knows Who I Am
- It's a Dangerous Game
- Once Upon a Dream - Lisa
- No One Must Ever Know
- A New Life
- Once Upon a Dream - Jekyll
- Confrontation
- The Wedding Reception
JESUS CHRIST SUPERSTAR
A New Stage Production Soundtrack - 2000
Glenn Carter, Jerome Pradon, Renee Castle etc.
フランスのマリウス(&ロンドンのジャベール)ジェローム・プラドン(レミゼCDではパリ盤など)がジューダス役の「ジーザス・クライスト・スーパースター」2000年映像版のサントラCD(ハイライト)。このジャケ写真はドイツ(?)バージョン。詳しくはジェロームのページ参照。
購入店: [Dress Circle] 参考: [Amazon.co.jp]
- Opening
- Heaven On Their Minds
- What's The Buzz?/Strange Things, Mystifying
- Everything's Alright
- Hosanna
- Simon Zealotes/Poor Jerusalem
- Pilate's Dream
- The Temple
- I Don't Know How To Love Him
- The Last Supper
- Gethsemane (I Only Want To Say)
- King Herold's Song
- Could We Start Again, Please?
- Judas' Death
- Trial Before Pilate
- Superstar
- Crucifixion
- John Nineteen: Forty-One
KILLING RASPUTIN
Original London Cast - 1999
Hal Fowler, Meredith Braun, Jerome Pradon, Andrew Halliday etc.
「キリング・ラスプーチン」オリジナルキャスト盤。マイナーそうな作品だが、怪僧ラスプーチン暗殺までの話に恋愛などを絡めたストーリーのよう。フェリクス・ユスーポフ公にハル・ファウラー(ガラコンのアンジョルラス)、妻のイリーナにメレディス・ブローン(マンチェスター盤エポニーヌ)、ラスプーチンにジェローム・プラドン(パリ盤マリウス)、皇后アレキサンドラにゲイ・ソーパー(CSRテナルディエ妻)と、個人的にお馴染みのキャストが多い。
購入店: [Dress Circle]
ジェロームのラスプーチン目当てに聴いたCDだけど、暗くて派手でロシアの雰囲気を醸しだす、かなり好きな曲調だった。全編あるわけではないので、作品の全体像はよくわからないが、キャストの声が好き。ヒロインのイリーナは可愛くて、ユスーポフ公も堂々とした品があって格好良い。ラスプーチンは、キーが高くてとってもエキセントリック。ちょっと若々しいものの、生臭坊主感もあり怪しげなカリスマもありで、すごい。まっすぐで繊細なハイトーンも新鮮ながら、やはり台詞的な歌の細かい表情が素敵。しかし一言で言うと、超うさんくさい!(賞賛)
- Gospodi
- World Hold Your Breath
- Here It Is/You'll Never Know
- Kyrie
- Yusupov Soliloquy
- To Love Is To Hate
- Act 1 Finale
- If Only It Would Stop
- So Nearly Perfect
- Nothing Is The Same
- He Heals The Pain
- Tennis And Picnics
- Liebling
- Come To The Street
- Invitation/Day Of My Life
THE PHANTOM OF THE OPERA
De Nederlandse Versie - 1993
Henk Poort, Joke de Kruijf, Peter de Smet etc.
「オペラ座の怪人」オランダキャスト盤(ハイライト)。ファントムにオランダのバルジャン、ヘンク・ポールト(オランダ盤、TACでも一瞬登場)、クリスティーヌにヨーケ・デ・クライフ(オランダ盤コゼット)、ラウルにペーター・デ・スメット(オランダ盤グランテール)。聴いた順は逆だけれど、今にして思えばレミゼオランダ盤から私好みの人を抜粋したかのようなキャスティング。
購入店: [Tower Recoards] 参考: [bol.com] [Sound of Music]
ド迫力バリトン声の、一見とても堂々たるファントム。基本的にはオペラ系で、妙に男らしくて強そうだけど粗野ではない。決して朗々と歌っているだけではなく随所に取り入れた囁きや哄笑が巧みで、キレっぷり・泣きっぷりもすごい。ちょっとやりすぎというか極端な気もするけど。全体の印象としてはあまり不健全さがなく(個人的には不健全そうなファントムが好きなので)、トキメキよりも聴き応え。しかし "Kom bij jouw maestro, mijn engel...." の囁きとか、鳥肌が立つ感じで好き。
クリスティーヌは低め(というのも変だけど、甲高くない声?)の聴きやすい綺麗な声で、もちろん歌は巧く、乙女な雰囲気と母性的な雰囲気を両立しているのが素敵。ミステリアスな声もクリスティーヌにはぴったり。
ラウルは、端正で貴族的な正統派風。とても美声。しかし比較的クールな感じで、個人的にはもうちょっとバカっぽいほうが好みかも。でもとても色々な声が出る人だなあー。
- Ouverture (Instrumentaal)
- Denk aan Mij
- Engel, Mijn Muze
- De Spiegel (Engel, Mijn Muze)
- Het Spook Van De Opera
- Melodieen Van De Nacht
- Prima Donna
- Meer Vraag Ik Niet Van Jou
- Entr'actie (Instrumentaal)
- Bal Masque
- Kon Ik Nog Maar Even Bij Je Zijn
- Er Is Geen Weg Terug
- Weer Opnieuw Naar De Diepten
- Waar Is De Moordenaar?
THE SECRET GARDEN
Original London Cast - 2001
Philip Quast, Meredith Braun, Christian Patterson etc.
「シークレット・ガーデン」ロンドンキャスト盤。リリーにメレディス・ブローン(マンチェスター盤エポニーヌ)、アーチボルド・クレーヴンにフィリップ・クワスト(CSR、TAC等のジャベール)等。なおフィリップは下記のオーストラリアキャスト盤ではドクター・ネヴィル・クレーヴン役なので、ややこしい。
購入店: [Amazon.co.jp]
オーストラリア盤を先に聴いたので、どうしてもすり込み的にそちらの方がスキなのだけど、やはりエキゾチックで名曲揃い。アーチボルドが Archie と呼ばれているのがとても可愛い。
しかしフィリップは、こういう繊細でちょっと病んでる系のキャラ(勝手な推測)は、あまり合わないのだろうか。とても素晴らしいけれど、あまりかわいい感じがせず、控えめな感じ。それが普通なのかもだが。しかし "How Could I Ever Know" はさすがの表現力で泣かされる。とにかく押さえた演技が素晴らしく、切ない! リリーは、悪くはないけれど癒し度と亡霊度が、オーストラリア盤よりは低い気がして……普通。そのせいか、なんと言うか、リリーさん×アーチィっていう雰囲気はなかった……笑 ところで、子役が巧すぎ! 子役ってどうしても純粋で可愛らしい感じになると思うのだけど、それが良い意味で無いのがメアリーって感じ(原作のイメージで)。これも歌詞が付属していない。(なおブロードウェイ・キャスト盤には付属)
- Prologue - Journey From India To Yorkshire
- A Fine White Horse
- Garden Suite 1
- A Girl In The Valley
- The Girl I Mean To Be
- Winter's On The Wing
- A Bit Of Earth
- The Storm
- Round Shouldered Man
- Lily's Eyes
- Race You To The Top Of The Morning
- Wick
- Come To My Garden
- Garden Suite 2
- A Bit Of Earth (Reprise)
- Hold On
- The Letter Song
- Where In The World
- How Could I Ever Know
- Spring Music
- Come To My Garden (Reprise)
THE SECRET GARDEN
Hightlights from the Australian Musical Production - 1995
Anthony Warlow, Marina Prior, Philip Quast etc.
「シークレット・ガーデン」オーストラリアキャストの超ハイライト盤。アーチボルド・クレーヴンにオーストラリアのアンジョルラス(レミゼCDではCSR)アンソニー・ウォーロウ、ドクター・ネヴィル・クレーヴンにフィリップ・クワスト(CSR、TAC等のジャベール)、リリーにマリーナ・プライアー。感想はアンソニーのページ参照。ところでこの作品って誰が主役?
購入店: [Tower Recoards] 参考: [HMV.au.com] [Dress Circle]
- Winter's On The Wing
- Race You To The Top Of The Morning
- Lily's Eyes
- Wick
- Come To My Garden
- Hold On
- Where In The World
- How Could I Ever Know
ベスト・ミュージカル -4KNIGHTS-
石井一孝、岡幸二郎、戸井勝海、吉野圭吾
日本のマリウス・バルジャン(レミゼCDではそれぞれ赤盤・2003年盤)の石井一孝、アンジョルラス・ジャベール(レミゼCDではそれぞれ青盤・2003年盤)の岡幸二郎、マリウスの戸井勝海、アンジョルラスの吉野圭吾と、レミゼ関連メンバーがミュージカルナンバーを歌うアルバム。無難な名曲揃いだが、折角なのでレミゼナンバーも聴きたかった。
購入店: [レンタル] 参考: [Amazon.co.jp]
- シーズンズ・オブ・ラブ - レント(石井一孝)
- 君住む街で - マイ・フェア・レディ(吉野圭吾)
この曲の日本語版を初めて聴いた。面白い。
- ミュージック・オブ・ザ・ナイト - オペラ座の怪人(岡幸二郎)
美声を堪能できる。低音部の囁きっぽい歌い方がファントム声な感じ。日本語歌詞なのがちょっと残念。
- エニー・ドリーム・ウィル・ドゥ - ヨセフと不思議なテクニカラーのドリームコート(戸井勝海)
タイトルが長い……。安心して聴ける曲。この曲も日本語版ながら、語感的にはとても日本語にハマる感じの曲。
- アクエリアス〜レット・ザ・サンシャイン・イン - ヘアー(石井一孝)
こういうの歌えるミュージカルスターというのは日本では結構少ないのかも。
- ブイ・ドイ - ミス・サイゴン(戸井勝海)
この曲を初めて聴いたのが実はこれだった。その時は曲の内容をかなり勘違いしていた(今も?)が、とにかくメロディがとても好き。
- クロス・ザ・ライン - ビッグ(吉野圭吾)
- アイ・アム・ホワット・アイ・アム - ラ・カージュ・オ・フォール(岡幸二郎)
実際にこの作品を見たことはないけど、ハマっているのではないかな?
- ディス・イズ・ザ・モーメント - ジキルとハイド(石井一孝)
これを最初聴いたときは歌われる状況を把握していなかったけれど、オリジナルのCDを知った後に改めて聴くと、若々しくて良い感じ。ジキル博士は若いのよ! これは英語詞。発音は日本人だけど、良い感じ。
- ラブ・チェンジズ・エブリシング - アスペクツ・オブ・ラブ(岡幸二郎)
四季版の訳とは歌詞が違って、しかしこちらを先に聴いたので当然何の違和感もなく。ただ、似合っているのかどうかは……? ラストのブレスの間合いなど細かいところがどうも気になります。
宝もの - 鈴木綜馬 - 2004
鈴木綜馬のソロアルバム。レミゼ関連ではないけどレミゼキャストの作品ということで。 "Music of The Night" が聴きたくて購入。この人は日本屈指のミュージカル俳優の一人ではないかと思う。歌詞付き、作りも丁寧でさすが日本のCD。
購入店: [帝国劇場売店] 参考: [東宝ミュージック]
その "Music of The Night" がとても素晴らしい。聴くまで日本語版かと思っていたので、英語だったのも嬉しい。日本人が英語の歌を歌うとどうしても不自然になりがちだけれど、英語が出来る方なのか、単に音をなぞっているのではなくきちんと英語をことばとして扱っている歌という感じを受ける。発音が英国風でかっこいい。微妙に高音が届いていない箇所があるのと、ピアノアレンジの不協和音(そういうアレンジなのだろうけど、あまり合わない気が)が少々引っかかるけど、全体的にかなり好きで、特に後半段々と好みになっていく。歌い方や表現が意外にもアンソニーに似ている!
それ以外の曲はいまひとつ、悪くはないけど私の好みではない。何となく傾向の似た曲が多いのもちょっとメリハリに欠ける。この際「私だけに」もドイツ語で歌って欲しかったな。
- What's The Magic? (チャーリー・ガール)
- Hello Young Lovers (王様と私)
- Isn't It a Pity? (Pardon My English)
- 私だけに (エリザベート)
- Cinema Paradiso)
- Music of The Night (オペラ座の怪人)
- 元気を出して
- Home To Stay
- 思秋期
- Nella Fantasia
- ありがとう (オリジナル)
- 宝もの (オリジナル)
- 出待ち入り待ち (オリジナル)